第42回
公益社団法人日本口腔インプラント学会
中国・四国支部学術大会
大会長 木村 英一郎
この度、公益社団法人日本口腔インプラント学会第42回中国・四国支部学術大会を山口県歯科医師会館で開催することとなりました。開催準備しておりました、第40回大会は、新型コロナウィルスの影響を鑑み中止となりましたが、この度は、対面とWebのハイブリッド方式での開催としました。
維新胎動の地である山口県は、インプラント開発の歴史にとっても胎動の地でもあります。当初、山根稔夫先生がご自身の歯を抜いてまで研究に邁進されたインプラント治療も現在では欠損部の機能回復治療として広く普及し、健康長寿社会の実現に向け、重要な口腔リハビリテーション治療として期待されております。2022年、本会は52回、中国・四国支部学術大会は42回の開催となりました。
今回は「インプラントを極める〜インプラント胎動の地から〜」をテーマに特別講演は上田秀朗先生にお願いし「咬合再構成を極める 歯列不正、歯周疾患、多数歯欠損を読み解く」、シンポジウムとして「インプラント治療の長期安定を目指して」をテーマに城戸寛史先生(福岡歯科大学)、鮎川保則先生(九州大学)、簗瀬武史先生(公益社団法人 日本歯科先端技術研究所)をお招きし、インプラント治療を極めたいと思います。
さらに、県民公開講座として「歯を失った際に現状でできることと将来展望―口腔インプラントと再生医療―」を窪木拓男先生(中国・四国支部長 岡山大学)、各専門医教育講座、ランチョンセミナーも企画しております。
ぜひ、山口県にお越しくださり、インプラント胎動の地の空気を肌で感じていただければ幸いです。
末筆になりましたが、本学術大会開催に際し、ご尽力いただいた中国・四国支部の先生方、日本歯科先端技術研究所 山口の先生方、後援をいただきました山口県歯科医師会を始めとする歯科関係団体、企業関係者をはじめ多くの皆様のご支援、ご協力に衷心より感謝致します。